板橋・練馬・都立霊園・寺院などのお墓のことなら清水屋にご相談ください。御見積りは無料です。板橋・練馬・埼玉で施工実績3000基以上の石材店です。
お墓についての無料見積もり・ご相談について、手元供養商品についてはこちらにお電話をください。☎ 03-3932-2670
前ページでは革靴のメンテナンスについて書きました。靴は日常履くものなので汚れなどが目に付きやすいと思います。
一方でお墓参りに行く頻度は月1,2回という方が多いのではないでしょうか?せっかくお墓参りに行くからには綺麗にしたいですよね。僕はお墓のお掃除を日常的にやっていますが基本的にはケアグッズは少ないです。たわし?スポンジ?雑巾?何が必要なのかお教えします。
ちなみに掃除する道具は何であれ一般洗剤を墓の掃除にはおすすめしません。なぜならば、石がその洗剤を吸い後発的にシミの原因になったりするからです。墓石専用と書いてあるものであれば使用可能かもしれませんが,様々な研磨剤が入っている可能性がありキズがついてしまう場合があります。
先ほどまでに靴の話をしていたのと同様に自分の手でお墓を拭き掃除をしてみると意外にコケがついているのを感じたり、小さな汚れがあるのがわかります。人の手って非常に高感度なセンサーが付いているようなものです。
では、拭き掃除には何を使えばいいのでしょうか?今僕が持っているのは右手に普通の雑巾。左手には“車を洗車するときに使うセーヌ”です。お墓の表面の加工の仕方によっても違うのですが、磨いているものについては僕は“セーヌ”を使います。
タオルの素材にもよるのですが、特に黒い石塔などの場合はせっかく拭き掃除をしたのに繊維がついて目立ってしまうケースがあります。一方セーヌの場合はそのようなこともなくしっかり拭けます。また吸水性が非常にいいので表面の水分がほとんど残りません。タオル+スポンジのような感じですね。表面がザラザラしているような場合はスポンジなどで洗います。
また、花粉が多く飛ぶ時期には墓石のヘリに溜まってしまうのを御存知でしょうか?初期はウグイス色をしていて時間が経つほどに茶色になっていきます。
最近では黄砂が多く飛んで黄色く残る場合もあります。あまり長い時間そのままにしてしまうと墓石に定着してしまう可能性がありますが1カ月くらいなら大丈夫です。水ぶきで落としてしまいましょう。ブラシでもいいのですが、モノによっては墓石が傷つくことがありますので選ぶ時に注意が必要です。
水はけが悪く溜まりやすいところにはコケが発生することがよくあります。スポンジで落ちる汚れです
石塔の表面の白くなっているところは水アカです。こすってもなかなか落ちません。石材店に相談が必要です。
前述の水アカの定着した石塔を水アカ専用の特殊な薬剤を使ってクリーニングした後になります。
お墓も年月が経つと水あかが定着してしまいます。下記のようになっていると自分で汚れを落とすのは少し難しいかもしれません。
根気強くお墓をクリーニングしていくと元々の石目が見えてきました。簡単にできるんでしょ?とよく言われますが いやいやこれがなかなか骨が折れるくらいの労力がかかります。
水あかって本当に頑固なんです。
家紋から垂れている水あかの除去です。
今回お話したものは自分でお掃除できる範囲です。革靴もソールにヒビが入ってしまっては自分で修理はできません。石も同じでその汚れが何なのかにより自分でキレイにできるものとできないものがありますので詳しくは石材店に聞いてみましょう。普通にお掃除してもとれない難しい汚れの一例を下記に書いておきます。
靴もお墓も日々のメンテナンスが大切です。汚れは早めに落とすのが一番です。お参りの際にぜひ参考にしていただければと思います
創業明治10年板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。学生時代からやってきた納骨回数は1000回を超えました。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったわいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案してます。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合理事・東京都石材業政治連盟幹事長。